何科に受診したらいいの?
~この疾患は整形外科の受診?~
日頃より患者様から「ぶつけてしまった」「転んでしまった」「切ってしまった」等のご連絡をいただくことがございます。
お問い合わせで一番多いのが「整形外科の受診で合っていますか?」という内容です。
整形外科への受診は胸・腹部(心臓及び内臓系)以外の首から下の外傷、もしくは疾患が対象になります。
骨や関節・筋肉などの機能改善を目指しております。
頭部外傷について
頭をぶつけてしまった場合、特に脳内出血が起こると、命に関わる場合があります。
骨折があるかないかは必ずしも関係しない為、骨に異常がないからと言って安心はできません。
時間が経つにつれて頭痛が強くなる、または吐き気や嘔吐が起こることもあります。
整形外科では頭部の精査ができません。
初期対応として整形外科で対応可能なこともありますが、症状が重い場合(頭痛・吐き気・意識がぼんやりとする・けいれんを起こすなど)は脳神経外科へ紹介することがあります。
お顔の外傷について
お顔の受傷については、整形外科で対応可能な場合もありますが、傷の深さや範囲などにより形成外科へ紹介することがあります。
整形外科で対応の場合、レントゲン撮影及び消毒処置・一般縫合などを行っております。
レントゲンで顔面骨骨折や頭部の骨折等が疑われた場合には、精査のため他院へご紹介する場合がございますのでご了承ください。
皮膚に関する疾患について
皮膚の疾患(にきび・魚の目・脂肪腫など)に関しては、皮膚科へご紹介することがあります。
判断が難しい場合はお気軽にご相談ください。
整形外科で扱う部位について
慢性的な頚部痛・腰痛・膝痛・その他関節の痛み、転倒による捻挫・骨折、打撲などの外傷は整形外科の受診が一般的です。
当院ではレントゲン撮影、必要に応じて超音波(エコー)検査での精査を行っております。
*レントゲンや超音波(エコー)検査での判断が難しい場合、MRI検査等の精査で他院へ紹介状が出る場合がございます。あらかじめご了承ください。
それ以外にも痛風や蜂窩織炎に対する検査、骨粗鬆症検査(DEXA法)、注射やリハビリ等も行っております。
上記が当院でご案内している診察内容の一部になります。