リハビリに関するよくある質問
北戸田ナノ整形外科クリニックのリハビリテーションについてよくある質問のご案内
よくある質問一覧
- どんな人がリハビリに通っていますか?
- リハビリの年齢制限はありますか?
- 1回のリハビリの費用は高いのですか?
- どのくらいの期間リハビリに通う必要がありますか?
- リハビリはどのくらいの頻度で通えばよいですか?
- リハビリに通うのを途中でやめてしまうとどうなりますか?
- リハビリは痛いですか?つらいですか?
- 平日はリハビリに通えないのですが、大丈夫でしょうか?
- リハビリに通いたいのですが、待ち時間はどのくらいですか?
- リハビリはいつも同じ理学療法士(PT)に行ってもらえますか?
- 予約のキャンセルはできますか?
- 整形外科は、整骨院(接骨院)やマッサージ店とどのような違いがありますか?
- 理学療法士(PT)と柔道整復師の違いを教えてください。
- パーソナルトレーニングやフィットネスジムで行うトレーニングとどのような違いがありますか?
- 他の医療機関でのリハビリを受けているのですが、北戸田ナノ整形外科クリニックのリハビリと併用できますか?
- リハビリをするときにどのような服装がよいですか?
- 他の病院で手術を受けましたが、引き続きリハビリはできますか?
- ロコモを予防するトレーニング(ロコトレ)について教えてください
Q:どんな人がリハビリに通っていますか?
A:以下のような方がリハビリに通われています。
- 1. 腰、首、肩、膝が痛い、脚が痺れるといった痛みや痺れがある方
- 2. 腕が上がらない、膝が伸びないといった可動域(動きの)制限がある方
- 3. 膝や股関節の人工関節術後、骨折後といった、手術、入院、怪我などで動作機能が低下した方
理学療法(PT)による姿勢や動作の改善、筋力の強化などの機能訓練で上記の症状改善効果が期待できます。
Q.:リハビリの年齢制限はありますか?
A:年齢制限はありません。
小児から高齢者まで、患者さん、一人一人の症状にあったリハビリテーションを提供します。
Q:1回のリハビリの費用は高いのですか?
A:「運動器リハビリテーション」の費用は、2年に一度改定される医療保険の診療報酬表に基づき、以下の通りとなっています(全国一律。なお、有資格者数やリハビリ室の広さ等による段階付けがあり、当院は運動器リハビリテーション(Ⅰ)の基準を取得しております)
1回あたりのリハビリ時間 | 1割負担 | 3割負担 |
---|---|---|
1単位(20分) | 185円 | 555円 |
2単位(40分) | 370円 | 1,110円 |
リハビリは20分ごとに時間枠を設定しております。
医師の診察を経てリハビリの処方を受けた後、ご都合に合わせて1単位(20分)または2単位(40分)のいずれかでご予約下さい。
1単位と2単位のどちらが適切かについては身体状況や病態、実施するリハビリ内容等によって異なりますので、医師や担当理学療法士からアドバイスさせて頂きます。
また、リハビリの提供に際して『リハビリテーション実施計画書』の作成・発行が月1回必要となります。
『計画書』が発行された場合、その都度以下の費用をご負担頂きます。
1割負担 | 3割負担 | |
---|---|---|
計画書発行費用 | 300円 | 900円 |
Q:どのくらいの期間リハビリに通う必要がありますか?
A:患者様の症状・治療の進み具合などによって、個人差があるため明確な回数は提示できません。
痛みを感じている期間や症状の重症度によります。
例えば、半年以上痛みを抱えている慢性的な痛みであれば、治るのも5カ月程度はかかる場合が多いです。
1週間前から痛みが出たような急性の痛みであれば1カ月以内で治る可能性もありますが、痛みが強い場合は2~3カ月かかる可能性もあります。
一日でも早く医師の診断を受け適切な治療を開始することが大切になります。
Q:リハビリはどのくらいの頻度で通えばよいですか?
A:患者様の痛みの程度や症状に応じてリハビリに通う頻度は担当の理学療法士がご提案します。
例えば、はじめ症状が強くでている時期は週に2回以上リハビリをうけて頂くと治療がスムーズにすすみます。
また、治療の方向性が定まり症状がある程度治まるまでは、最低でも週に2回くらいのペースでご来院頂きます。
その後症状が緩和されてきたら2週に1回、さらに症状が落ち着き日常生活の動作に支障がなくなったら月に1回といったペースで徐々に頻度を減らしていきます。
痛みが無くなってから再発予防するとこまでサポートさせて頂くと卒業となります。
学校やお仕事などでなかなか通えない方は自宅でのエクササイズを中心に指導させていただくこともあります。
学校やお仕事の都合、ご家庭の事情も考慮しながら無理なく治療をすすめていきますので、担当の理学療法士にご相談ください。
Q:リハビリに通うのを途中でやめてしまうとどうなりますか?
A:リハビリは身体機能の「回復」と「維持」が目的です。
痛みを感じなくなったり、目に見えるような身体機能が改善する「回復期」がすぎ、改善度合いが穏やかになる「維持期」に入ると、維持すること自体、努力が必要となりリハビリに通うことが「大変」と感じる患者様もおります。
しかし、続けるなかで、新たな回復も生まれます。
それが途中で打ち切られると、痛みが再び生じたり、関節が固まったり、筋力が低下したりする合併症が急激に進行する恐れがあります。
このことは他の医療機関では患者様に伝えられることが少ない事実です。
当院では医師が患者様に合った適切なリハビリの終了時期をご提案しています。
Q:リハビリは痛いですか?つらいですか?
A:痛みに関しては細心の注意を払い、極力痛みが少ないように配慮致しますが、必要と判断した場合には、少々ご負担がかかることを行います。
つらいことに関しては、早期の症状改善を目指した場合に、患者様の体力によっては、強度が高く感じられる運動や訓練を提案することがあります。
しかし強制することはなく、患者様の判断で取り組んで頂いています。
運動や訓練に取り組んで頂ける際は、患者様の表情や呼吸などを注意深く観察し、過負荷にならないように細心の注意を払います。
特に、痛みが出やすいリハビリとして、手術後や骨折によるギプス固定後に実施する可動域訓練(関節の曲げ伸ばしをする訓練)があります。
適切な時期に適切な範囲の可動域訓練を実施しないと、関節周囲が固くなる拘縮が起こり、日常生活に不便が生じることに繋がります。
それを防止するために可動域訓練を実施します。
ここで、手術後まもなくで傷口周囲にこわばりがあったり、骨折によるギプス固定後久々に動かしたりといた患者様では、皮膚や筋組織が動きに対して敏感になっていて痛みが生じやすいです。
全力でサポートしますので、一緒に頑張りましょう。
Q:平日はリハビリに通えないのですが、大丈夫でしょうか?
A:当院の診療時間は、平日、9:00-12:00、15:00-19:00、土曜日、9:00-13:00となっております。
平日お仕事などで来院できない方は土曜予約か平日の夕方以降にリハビリに通院して頂ければと思います。
水曜日、土曜日の午後、日曜日、祝祭日は休診となりますのでご注意下さい。
Q:リハビリに通いたいのですが、待ち時間はどのくらいですか?
A:当院ではリハビリのみ完全予約制で行っております。
5~10分程度お待ち頂く場合もありますが、基本的にご予約頂いた時間通りに開始致しますので、早く来院して順番を待って頂く必要はありません。
ご予約時間の5分程度前までに受付をして頂ければ結構です。医師による診療は予約制ではございません。
Q:リハビリはいつも同じ理学療法士(PT)に行ってもらえますか?
A:当院では、リハビリの治療をすすめる上で患者様との信頼関係を大切にしておりますので、担当制でリハビリを行っております。
毎回同じ理学療法士がリハビリをさせて頂きますので、経緯や症状など同じことを繰り返し説明していただく必要はありません。ご安心ください。
万が一、理学療法士が体調不良等で休みとなってしまった場合は、やむを得ず当日変更となることがありますのでご了承ください。
Q:予約のキャンセルはできますか?
A:リハビリのご予約をキャンセル、または変更を希望される場合、なるべく当初ご予約日の前日までにお電話を頂きますようお願い致します。
急用などやむを得ない場合は当日お電話でのキャンセルも可能です。
リハビリのキャンセルに関するお願い
無断キャンセルの件数が増えております。
一人でも多くの患者様にリハビリを受けて頂くためにも、皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。
○キャンセルおよび予約変更の際は、お早めにご連絡をしていただきますようお願いいたします。
○無断キャンセルや当日キャンセルが頻回になった場合、ご予約の取り方を制限させていただく可能性がございます。
例・予約受付は窓口のみ(電話予約不可)
・予約制限(予約は1回まで)
などを検討しています。
Q:整形外科は、整骨院(接骨院)やマッサージ店とどのような違いがありますか?
A:これらは医療行為を行えるかという点で大きく異なっています。
まず、整形外科は医師が在籍しており、レントゲンや血液検査などから診断を下し、お薬の処方や注射、手術やリハビリテーションを行い治療しています。
一方、整骨院(接骨院)には柔道整復師が在籍しています。柔道整復師は医師ではなく、マッサージ師、はり・灸師と同じ医業類似行為のできる資格です。
整骨院(接骨院)では打撲やねん挫、脱臼、骨折などのケガに応急措置をしています。
しかし医療行為はできないため、五十肩や変形性膝関節症などの慢性疾患を取り扱うことはできません。
また、マッサージ店では、主にリラクセーションを目的としており、即時的な効果が期待できます。
Q:理学療法士(PT)と柔道整復師の違いを教えてください。
共通点
A:理学療法士と柔道整復師は、実際に患者様と接して、足の怪我などを「施術・治療」するということでは似た仕事をすることがあります。
例えば、「運動療法」「物理療法」といったアプローチで患者様の怪我の治療や機能回復を図るという点では共通点も多くあります。
理学療法士(PT)は身体の機能回復を目指す
理学療法士(PT)は、医師の指示の下、医学的アプローチから患者様の怪我や病気によって衰えた身体機能の回復を図りリハビリを通して、座る・立つなどの基本動作や運動能力の回復など、身体の機能回復を目指します。
自立した日常生活を送れるように、広範囲な役割を担う職業です。
柔道整復師は応急処置を行う
柔道整復師は、主に「打ち身」「捻挫(ねんざ)」「脱臼」「骨折」などを対象とし、医師の診断は不要で自ら治療に関わることができますが、診断以外の必要な検査(X線、MRI、CT、血液検査など)はできませんし、投薬や手術もできません。
応急処置を行うという役割を担っています。
Q:パーソナルトレーニングやフィットネスジムで行うトレーニングとどのような違いがありますか?
A:ジムなどで行うトレーニングは、筋肉をより大きく・強くしたりマラソンために持久力をつけたり、ダイエットを目的として利用されている方が多いと思います。
そのためダンベルの重さや運動の強度は高くなります。
リハビリでは理学療法士による軽い徒手抵抗や患者さん自身の自重、ゴムチューブを使った低負荷の筋力強化から始めたり、曲がりにくい関節を少しずつ動かしていくことから始めます。
体の不調をリハビリで改善し、より健康的でケガをしにくい体を目指フィットネスジムでトレーニングを行うというのが理想的だと思います。
Q:他の医療機関でのリハビリを受けているのですが、北戸田ナノ整形外科クリニックのリハビリと併用できますか?
A:医療制度上、他の医療機関や接骨院などにおける理学療法士(PT)や柔道整復師による同じ部位のリハビリ(運動器リハビリテーション)であれば、健康保険での併用はできません。
別の部位のリハビリや、牽引や電気治療などの物理療法(消炎鎮痛処置)であれば併用できますのでご相談ください。
Q:リハビリをするときにどのような服装がよいですか?
A:理学療法士との1対1での個別のリハビリでは、動きやすい服装がよいです。
脚を動かす運動療法も行う場合もありますので、女性の方はスカートでの来院はお控えください。
物理療法をうけられる患者様は患部が出しやすい服装が好ましいです。
Q:他の病院で手術を受けましたが、引き続きリハビリはできますか?
A:医師の診察で可能となることがほとんどです。
是非、紹介状とレンゲン・MRIなどの画像データや検査結果をご持参ください。
退院とともにリハビリが終了してしまい、ご自身の状態に不安を感じる方は当院にご相談下さい。
Q:ロコモを予防するトレーニング(ロコトレ)について
教えてください
A:「ロコモ」とはロコモティブシンドローム(運動器症候群)の総称です。
骨や筋肉、関節などの運動器の衰えることで立つことや歩くことの機能が低下している状態のことをいいます。
外出機会や運動する機会が減ることで、体力の低下を引き起こしている可能性があります。
当院理学療法士おすすめのロコモトレーニングをご紹介しています。詳しくはこちらのページをご覧ください。